ABOUT

POPLAB

POPLAB(ポップラボ)は、デザイン事務所studioTRUEが行う、印刷に関する実践と研究の運動体です。

「POP」という名前には、人々の取り組みや考えを印刷することが、もっと大衆的になってほしいという願いが込められています。それと同時に「Print on Praxis(=活動を印刷する)」の頭文字でもあります。

社会はめまぐるしく変化しています。こうした不安定で複雑な時代のなかで、印刷を通じて様々な活動を盛り上げ、その活動がたくさんの人々を幸せにしていくことを願っています。私たちと共に活動を印刷していきませんか?

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HISTORY

2019年より自費出版誌『HUMARIZINE(ヒューマライジン)』を刊行する。デザイン・建築・都市・芸術などの領域で実践や研究を行う人々を巻き込みながら、共同で編集を行う。

2023年1月、デザイン事務所studioTRUEを設立する。建築設計や都市デザイン、サーキュラーデザインなどの専門性を活かして、多様なプロジェクトに取り組む。

同年10月、自分たちで印刷に取り組むためにリソグラフという印刷機を導入し、たくさんの人々と活動を共にしながら印刷する場としてPOPLABを立ち上げる。

RISOGRAPH

リソグラフは理想科学工業が生産している印刷機です。孔版印刷という仕組みで印刷をすることで、1分間で150枚の印刷が可能です。大量に印刷する際にとても便利な印刷機です。

こうした特徴から学校やオフィスに導入されてきたリソグラフですが、独特の味わいがデザイナーやアーティストにも注目されるようになりました。

すぐにクオリティの高い印刷が、自分の手で行うことができる、とても魅力的な印刷機です。POPLABではブラック・アクア・蛍光ピンク・イエロー・パープルの5色を使用することができます。色は今後増えていく予定です。

STATEMENT

人々や社会との

豊かな関係をつくる

私たちは、印刷物そのものと印刷する行為の両方が大切だと考えています。

印刷物はつくり手を離れ、まだ見ぬ人々や社会との新しい接点をつくり出してくれます。それと同時に、印刷することもまた、そのプロセスで新しい関係が生まれます。

編集やデザインなど、印刷にまつわる様々なプロセスを通じて、活動の可能性を広げる豊かな関係性が育まれていきます。

動きのあるアーカイブを

すばやく行う

私たちは、複雑な社会で行われる小さなアクションを積み上げていくために、アーカイブ(=のこすこと)が大事だと考えています。

そのとき、紙は永く残り続けるメディアとなって、アーカイブを支えてくれます。

自分たちで印刷機を動かすことで、流動的な出来事をスピード感を持ってアウトプットし、動きのあるアーカイブを続けていきます。

印刷自体を

自分たちで担う

私たちは、身近な産業をしっかりと見つめ直すことが大切だと考えています。

社会のあらゆるところに印刷は入り込んでいます。だからこそ、その印刷産業自体にはあまり意識されていないのも現状です。

印刷産業の一部を自分たちで担ってみることで、産業と自らの活動に対する批評的な視点を持って、印刷に取り組んでいきます。